生のトウモロコシの保存方法は?おすすめのレシピもご紹介!

生のトウモロコシの保存方法には、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3種類があります。本記事では、各保存方法の期間の目安を解説します。あわせて栄養成分やおすすめのレシピもご紹介するので、ぜひご覧ください。
トウモロコシは甘くてみずみずしく、夏の代表的な野菜のひとつです。子どもから大人まで、幅広い年齢層に人気のある野菜でもあります。
しかし、新鮮なトウモロコシをどのように保存すればいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。また、せっかくならおいしさを最大限に引き出すレシピで旬を味わいたいものです。
本記事ではトウモロコシの栄養成分や保存方法、そしておすすめのレシピをご紹介します。
トウモロコシの主な栄養成分は?
トウモロコシはおいしいだけでなく、栄養も豊富です。タンパク質やカリウム、食物繊維も多く含まれており、女性が悩みがちなむくみや便秘解消にもおすすめの野菜となります。
以下で、トウモロコシの主な栄養成分について詳しくみていきましょう。
栄養成分
トウモロコシは、その甘い味わいとともに、豊富な栄養成分を含んでいます。ここではトウモロコシに含まれる主な栄養成分について詳しく解説します。
鉄
トウモロコシには鉄分が含まれており、貧血気味の方におすすめです。鉄は血液中のヘモグロビンを作り出し、体内に酸素を供給する重要な役割を果たします。
鉄分の多い野菜としてほうれん草も有名ですが、トウモロコシもほうれん草とほぼ同じ量が含まれています。トウモロコシの鉄分含有量は100gあたり0.8mg、ほうれん草は100gあたり0.9mgです。
タンパク質
トウモロコシには、植物性のタンパク質も豊富に含まれています。タンパク質は筋肉の成長や修復に必要な栄養素であり、運動をする人や体力を維持したい人にとって重要です。
また、トウモロコシのタンパク質は脂肪分が少ないのも特徴です。トウモロコシの可食部100gのうち、3.6gのタンパク質が含まれています。
1日の推奨摂取量は男性の場合60〜65g、女性の場合50gです。タンパク質は体内にためておくことはできないため、摂取しすぎには注意しましょう。
紹介した栄養成分以外にも、トウモロコシはビタミンB群や食物繊維を含んでおり、健康維持に役立つ食材です。ビタミンB群はエネルギー代謝を促進し、食物繊維は消化を助け、腸内環境を整える効果があります。
生のトウモロコシを保存する方法は?
しばらく保存したトウモロコシの甘みが落ちていたという経験はありませんか。トウモロコシは収穫したてが1番食べごろといわれています。
しかし、きちんとした保存方法をすることで、トウモロコシのみずみずしいおいしさをキープできます。ここでは、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存のポイントをご紹介します。
常温での保存方法と目安
トウモロコシは、一般的に常温保存には向いていません。乾燥に注意して、できるだけ涼しい場所で保存しましょう。保存期間の目安は1日以内です。
皮はむかずにヒゲがついたまま、1本ずつ新聞紙またはキッチンペーパーで丁寧に包みます。保存用のポリ袋に入れて、ヒゲ側を上にして立てて保存してください。
常温での保存は、トウモロコシの甘みがどんどん減ってしまいます。クーラーボックスや保冷剤を入れた発泡スチロールに入れるのもおすすめです。
皮なしのトウモロコシは、常温保存は避けましょう。ラップでぴっちりと包んで保存用のポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存します。
冷蔵での保存方法と目安
冷蔵保存はおすすめの保存方法です。冷蔵保存の保存期間の目安は、2〜3日となります。
手順は、外側の汚れた皮をはがします。ヒゲの先を切り落としてから、新聞紙やキッチンペーパーで1本ずつしっかり包みましょう。
トウモロコシをラップで空気が入らないようにぴっちり包むか、保存用のポリ袋に入れてから冷蔵庫で保存します。冷蔵保存のポイントは、乾燥させないことです。
トウモロコシは皮つきのままが水分を保てます。そのため、皮をはがすときは汚れた外側の皮だけをはがすようにしましょう。
ヒゲ側を上にして立てて保存すると日持ちするのでおすすめです。
冷凍での保存方法と目安
保存期間も1番長く、1か月となります。そのため、1度に食べきれない場合などは、冷凍保存がおすすめです。
手順は冷蔵保存のときと同じように、外側の汚れた皮をはがします。ヒゲの先を切り落とし、ラップで空気が入らないように1本ずつ包みましょう。冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
皮をむいたトウモロコシの場合も、1本ずつラップでぴっちり包んで冷凍用の保存袋に入れ冷凍保存します。
解凍する際は、皮つきのままレンジや鍋で加熱するか冷蔵庫で解凍してください。
トウモロコシのおすすめレシピ
ここからは、トウモロコシのおすすめレシピをご紹介します。調理方法にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
焼きとうもろこし

材料(1本分)
- とうもろこし(茹で)・・・1本(250g)
- なんでもごたれ・・・大さじ1
- サラダ油・・・適量
とうもろこしご飯

材料(2合分)
- 米・・・2合
- とうもろこし・・・1本
- バター・・・10g
- 黒コショウ・・・少々
- え~だし・・・大さじ2
焼きとうもろこし風おにぎり

材料(4個分)
- ご飯・・・330g(約1合分)
- ホールコーン・・・50g
- なんでもごたれ・・・大さじ2
コーンカレー風味おにぎり

材料(4個分)
- ご飯・・・330g(約1合分)
- ホールコーン・・・20g
- ソーセージ・・・2本
- 枝豆(塩茹で)・・・20g
- A カレー粉・・・小さじ1
- A なんでもごたれ・・・大さじ2
コブサラダ

材料(作りやすい分量)
- ホールコーン・・・50g
- かにかまぼこ(サラダ用)・・・3本
- ツナ缶・・・小1缶
- トマト・・・小3個
- アボカド・・・1個
- 茹で玉子・・・1個
- オリーブの実・・・50g
- A べんりで酢・・・大さじ3
- A 練りごま・・・大さじ1
- A ラー油・・・少々
レシピで使用している「なんでもごたれ」「べんりで酢」「え~だし」をぜひ一度お試しください。
まとめ
トウモロコシは栄養価も高く、甘さが魅力の野菜です。適切な保存方法を知っておけば、新鮮でみずみずしいトウモロコシを長く楽しめます。
常温保存や冷蔵保存、冷凍保存など用途や保存期間に合わせて使い分けるのが大切です。保存する際は、皮をはがさずに保存するのがおいしく保存するポイントです。トウモロコシをおいしく食べるためには、調味料にもこだわるのがおすすめです。
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トウモロコシの調理にお困りの方は、ぜひご覧ください。