ミニトマトの保存方法は3つ!期間と長持ちさせるコツは?

ミニトマトを保存する方法は複数あり、それぞれ手順や保存期間の目安が異なります。本記事では、ミニトマトの具体的な保存方法やおすすめのメニューについてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
ミニトマトは、果実の大きさが5gから30gほどの小さなトマトのことを指します。果実部分が多く、酸味が少なく甘味が強いのが特徴です。ミニトマトは、βカロテンやビタミンCなどの栄養素が豊富で、料理の彩りもそえてくれる食材です。
この記事では、ミニトマトの保存方法についてご紹介します。また、ミニトマトを使ったおすすめのレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ミニトマトの保存方法|常温
多くの方はミニトマトを冷蔵庫の野菜室で保存していますが、実はミニトマトは常温でも保存できる食材です。場合によっては、常温保存の方が適していることもあります。
ここでは、常温でミニトマトを保存するための手順やコツをご紹介します。
常温保存の手順
ミニトマトは夏が旬の食材で、寒さに弱い特徴があります。極端に温度が低い場所で保存すると、味が落ちてしまうことがあります。
常温で保存すれば、ミニトマト本来の味を保つことができ、美味しく食べることが可能です。以下は、常温保存の手順です。
- パックからミニトマトを取り出す
- ミニトマトを洗う
- 水気を拭き取ってから通気性のよいザルやカゴにのせる
ミニトマトをのせたザルやカゴは、直射日光が当たらない場所に置いて保存しましょう。
保存期間とコツ
ミニトマトを常温で保管する場合、保存期間は春や秋なら3〜4日、冬なら1週間が目安になります。なお、ミニトマトは寒さだけでなく暑さにも弱い繊細な食材です。室温が25度を上回ってしまう場合は、冷蔵庫で保存します。
また、ミニトマトは湿気にも弱いです。もしパックから取り出したミニトマトに水気があれば、清潔な布やキッチンペーパーなどで拭き取ります。
ミニトマトの保存方法|冷蔵
ミニトマトの定番の保存方法として、冷蔵庫があげられます。すでに説明しているように、ミニトマトは暑さにも弱いため、夏は基本的に冷蔵庫で保管します。
ここでは、ミニトマトを冷蔵庫で保存する場合の手順やポイントについてご紹介します。
冷蔵保存の手順
冷蔵庫で保管する場合、買ってきたミニトマトをパックごと野菜室に入れている方も少なくありません。それでも問題なくミニトマトを保存できますが、以下の手順で保存した方が鮮度も味も損ねにくいです。
- パックからミニトマトを取り出す
- よく洗ってから水気をよく拭き取る
- キッチンペーパーを敷いた保存容器にミニトマトを並べる
- 並べたミニトマトの上にキッチンペーパーを被せ、保存容器に蓋をする
- 冷蔵庫の野菜室に入れる
なお、キッチンペーパーは毎日取り替えるようにしてください。
保存期間とコツ
ミニトマトを冷蔵保存する場合、7〜10日を目安に消費してください。あまり長期間冷蔵しすぎると、腐らなくても味や食感の劣化につながります。
また、ミニトマトを洗う際は、ヘタの周囲を念入りに洗ってください。ヘタの周囲は汚れが溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすいです。
そして、ミニトマトはカットした状態で保存するのは避けてください。カットした部分が空気に触れると、乾燥したり傷みやすくなったりします。どうしてもカットする場合は、乾燥したり傷んだりする前に消費することをおすすめします。
ミニトマトの保存方法|冷凍
ミニトマトは、冷凍保存も可能です。冷凍保存することで、常温保存や冷蔵保存よりも長い期間ミニトマトを保存できます。
具体的なミニトマトの冷凍保存の手順や、冷凍保存する場合のポイントは、以下のとおりです。
冷凍保存の手順
ミニトマトは、以下の手順で冷凍します。
- ヘタを取り除いて水洗いをする
- 水分をよく拭き取る
- 冷凍用の保存袋に入れる
- 空気をしっかり抜いてから袋の口を閉じる
- 冷凍庫で保管する
冷凍する際は、ミニトマト同士がくっつかないように並べてください。ミニトマト同士が凍ってくっついてしまうと、使用する際に必要分以上のミニトマトを取り出さなければならず、使い勝手が悪くなります。
保存期間とコツ
冷凍保存したミニトマトは1か月を目安に使い切ってください。それ以上の期間冷凍保存すると、霜がついたり味が落ちたりします。
なお、一度冷凍したミニトマトは、解凍すると水分が出て果肉がやわらかくなり、食感や味が変化してしまうため、生食にはあまり向きません。そのため、冷凍したミニトマトは煮物やスープなどの加熱料理に使用するのをおすすめします。
また、凍った状態で水にしばらく浸けておくと、簡単に皮をむくことができます。
ミニトマトのおすすめレシピ
マリネやピクルス、スパゲッティなど、さまざまな料理にぴったりなミニトマトを使って、食卓を華やかに演出しましょう。ここでは、自宅で手軽に楽しめるミニトマトのレシピをご紹介します。
ミニトマトのピクルス

材料(2人分)
- ミニトマト(赤・黄)・・・各15個(300g)
- べんりで酢・・・150ml
ミニトマトのハニーマリネ

材料(作りやすい分量)
- ミニトマト・・・10~15個
- レモン・・・1/2個
- はちみつ・・・小さじ1
- べんりで酢・・・50ml
ミニトマトのマリネ

材料(作りやすい分量)
- ミニトマト(赤・黄・オレンジ等)・・・20個
- バジル・・・6枚
- 黒コショウ・・・適量
- オリーブ油・・・小さじ1
- べんりで酢・・・大さじ3
ミニトマトとレモンの甘酢漬け

材料(2人分)
- ミニトマト・・・10個
- レモン・・・1/2個
- バジル・・・少々
- べんりで酢・・・50ml
トマトの冷製スパゲッティ

材料(2人分)
- ミニトマト・・・10個
- きゅうり・・・1/2本
- ツナ缶(小)・・・1缶(70g)
- スパゲッティ(サラダ用)・・・70g
- 塩・・・適量
- 黒こしょう・・・少々
- べんりで酢・・・大さじ2
トマトの冷製茶碗蒸し

材料(4個分)
- 卵(L)・・・2個
- ミニトマト・・・4個
- 粗挽き黒コショウ・・・適量
- え~だし・・・大さじ3
- 水・・・450ml
- オリーブ油・・・適量
レシピで使用している「べんりで酢」「え~だし」をぜひ一度お試しください。
まとめ
ミニトマトの保存方法には常温、冷蔵、冷凍の3つの方法があります。それぞれに適した保存期間とコツがあり、季節や保存場所に応じて使い分けることが重要です。常温保存では、3〜4日を目安に直射日光を避けた場所で保管し、冷蔵保存では、7〜10日以内に消費することをおすすめします。
冷凍保存することで、1か月程度長期間保存でき、煮物やスープなどの加熱料理に活用できます。保存方法を工夫し、美味しいミニトマトを無駄なく楽しみましょう。
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