ごぼうの下処理方法とは?おすすめレシピや選び方も解説

豊かな香りと、独特の食感が魅力のごぼうは、さまざまな料理に活用されています。しかし、下処理が必要で、調理に手間がかかるイメージを持つ方も少なくありません。
ところが、ちょっとしたコツを知るだけで、ごぼうの風味や栄養を損なわず、簡単に食卓を彩る一品を用意できます。さらに、おいしいごぼうを使えば、味に深みが出ることまちがいなしです。今回は、ごぼうの下処理方法や手軽に作れるおすすめレシピとともに、選び方の秘訣をご紹介します。
ごぼうの下処理方法
ごぼう本来のうま味を引き出すには、正しい方法での下処理が欠かせません。素材の魅力を最大限に活かすためにも、以下のポイントを意識してみてください。
洗い方
ごぼうは土付きで販売されている場合が多いため、まずは水でしっかりと泥を落とすことが重要です。その後、土臭さをなくすために、皮を包丁の背で軽く皮をこそげます。
ただし、強くこすったり厚くむきすぎたりすると、せっかくの食感や風味を損ねてしまいます。丸めたアルミホイルなどを使ったこすり洗いは、しっかりと泥を落としながらもごぼうを傷めないおすすめの方法です。
切り方
ごぼうは切り方によって、口当たりが大きく変わります。味の仕上がりにも影響するため、調理法に合わせて最適な形にするのがおすすめです。とくに、よく使われる切り方をご紹介します。
せん切り
せん切りには、繊維にそって縦長にスライスしたごぼうを重ねて刻む方法と、斜めに切ったものを使う方法があります。どちらもごぼうならではのシャキシャキ感が出るため、和え物やサラダにぴったりです。違いとしては、繊維にそった方が歯ごたえがしっかりとしており、斜め切りの方が少しやわらかくなります。
ささがき
包丁やピーラーを使い、ごぼうを鉛筆のように回しながら薄く削っていく切り方が、ささがきです。切り口の面積が大きく、火の通りや味の染み込みがよくなります。やさしい口当たりで、きんぴらや炊き込みご飯におすすめです。
乱切り
乱切りは、まな板の上でごぼうを回転させながら、大きく斜めに切ります。煮物によく使われ、食べごたえもばっちりです。また、繊維が断ち切られるため、味が入りやすくなり、ごぼうならではの食感が楽しめます。
あくの抜き方
ごぼうは切った部分が空気に触れると変色しますが、それを防ぐのに効果的なのがあく抜きです。方法としては、水や酢水、熱湯にさらすやり方があります。
ただし、長時間置くとポリフェノールが流れ出すため注意が必要です。色が気にならなければ、栄養をそのままいただくためにも、あく抜きしなくても問題ありません。
保存方法
ごぼうは適切に保存しないと、あっという間に乾燥します。そのため、すぐに使わない場合は以下の方法で保存してください。
冷蔵保存
まず、ごぼうに土が付いている場合は、クッキングペーパーや新聞紙で包み、付いていないときは、ラップでくるみます。その後、冷蔵庫に立てた状態で保存してください。
冷凍保存
冷凍保存の場合は、最初に使いやすい大きさに切り、水気をしっかり取るのが基本です。そして、ごぼうをトレイに並べて凍らせてから保存用の袋に移し、空気を抜いた状態で冷凍します。もし、サラダに使いたい場合は、軽く下ゆでしてから凍らせると、調理がしやすいです。
トキワさん家のおすすめごぼうレシピ
このように、丁寧な下処理をすれば、ごぼうの魅力を存分に楽しめます。そして、ごぼうは、メインや副菜としても大活躍する食材です。
主食やメイン、副菜、汁物まで幅広く網羅できる、トキワさん家のおすすめごぼうレシピをまとめたので、ぜひお試しください。
大豆とごぼうの甘辛炒め

大豆とごぼうの甘辛炒めは、ご飯に合う副菜です。手軽に用意できるため、おつまみにもなります。
炒めた具材になんでもごたれを絡めれば、簡単に甘辛しょうゆ味の完成です!乱切りにしたごぼうと、やわらかい大豆の組み合わせがクセになります。
材料(作りやすい分量)
- 大豆(水煮)・・・100g
- ごぼう・・・70g
- 片栗粉・・・大さじ1
- なんでもごたれ・・・大さじ2
- サラダ油・・・適量
ごぼうの肉巻き照り焼き

がっつり食べたい日は、ごぼうの肉巻き照り焼きがおすすめです。甘辛の味付けには欠かせない、なんでもごたれを使えば、箸もどんどん進みます。ジューシーな肉と香ばしいごぼうの風味が食欲をそそる、お弁当にもぴったりの一品です。
材料(2人分)
- ごぼう・・・1本(100g)
- 豚バラ薄切り肉・・・4枚
- 小麦粉・・・適量
- 糸唐辛子・・・適量
- なんでもごたれ・・・大さじ2
ごぼうとこんにゃくのきんぴら

なんでもごたれは、ごぼうとこんにゃくのきんぴらも手軽に作れます。ささがきにしたごぼうにはしっかり味が染み込むため、ご飯も止まりません!歯ごたえ抜群のごぼうは、プリッとしたこんにゃくとの相性もばっちりです。
材料(2人分)
- ごぼう・・・70g
- 人参・・・30g
- きんぴら用こんにゃく・・・60g
- 赤唐辛子(小口切り)・・・1/2本
- なんでもごたれ・・・大さじ2
- ごま油・・・大さじ1
鶏ごぼう炊き込みご飯

具材本来のうま味を感じたいのなら、鶏ごぼう炊き込みご飯は外せません。炊飯器で簡単に作れるのも、うれしいポイントです。さらに、かつおとこんぶ、ほたての旨味が詰ったえ~だしを入れれば、本格的な味をご家庭でも楽しめます。
材料(2合分)
- 米・・・2合
- ごぼう・・・80g
- 人参・・・40g
- 鶏もも肉・・・150g
- え~だし・・・大さじ3
ごぼうの唐揚げ

香ばしさがやみつきになるごぼうの唐揚げは、おつまみにもおやつにもなる一品です。なんでもごたれとにんにくに漬けることで、シンプルな材料でも味わい深さが出せます。しっかりとした歯ごたえも感じられるため、ごぼう好きにはたまりません。
材料(作りやすい分量)
- ごぼう・・・1本(150g)
- 片栗粉・・・大さじ3
- にんにく(すりおろし)・・・小さじ1/2
- なんでもごたれ・・・大さじ3
- サラダ油・・・適量
さつまいもとごぼうの甘辛炒め

風味豊かなごぼうは、甘いさつまいもにも合います。なんでもごたれ一本で甘辛な味つけが完成するため、手間もかかりません。彩りがよく見た目も華やかで、食卓が物足りないときに頼れるおかずです。
材料(2人分)
- さつまいも・・・150g
- ごぼう・・・50g
- 片栗粉・・・大さじ1
- 炒りごま・・・大さじ1/2
- なんでもごたれ・・・大さじ1と1/2
- サラダ油・・・適量
酢ごぼう

ごぼうをたたいて開くことから「開運」を願う一品。豊年と無病息災を願ったものとされています。
材料(2人分)
- ごぼう・・・150g
- 酢・・・大さじ1
- 塩・・・少々
- すりごま・・・大さじ4
- べんりで酢・・・70ml
秋野菜の白和え

一風変わったごぼうの食べ方をしたい場合は、秋野菜の白和えがおすすめです!ここでも大活躍のなんでもごたれは、豆腐と合わせることでより甘味が際立ちます。ごぼうの存在がやさしい味わいのなかで感じられ、食べごたえのある副菜です。
材料(2人分)
- 木綿豆腐・・・150g
- ごぼう・・・30g
- 人参・・・30g
- ほうれん草・・・100g
- 塩・・・適量
- すりごま・・・大さじ1
- なんでもごたれ・・・大さじ1
- なんでもごたれ・・・小さじ1(下味用)
筑前煮

ごぼうとなんでもごたれを合わせた筑前煮は、ほっこりとした味わいで、心も体も温かくしてくれます。根菜をたっぷり使っているため、見た目にも満足感のある一皿です。香ばしいごぼうの風味とほどよい甘さが漂い、煮込んでいる間もつい食べたくなります。
材料(作りやすい分量)
- 鶏もも肉・・・250g
- 人参・・・100g
- れんこん・・・300g
- ごぼう・・・100g
- こんにゃく・・・2/3枚
- 絹さや(茹で)・・・10枚
- 塩・・・適量
- サラダ油・・・大さじ2
- 水・・・300ml
- なんでもごたれ・・・90ml
けんちん汁

けんちん汁はごぼうを語るうえで欠かせない料理です。具だくさんで栄養満点のけんちん汁のうま味は、冷えた体にも染みます。え~だしを加えれば、より洗練された口当たりになり、何杯でもおかわりしたくなるほどです。
材料(2人分)
- 大根・・・80g
- 人参・・・30g
- 里芋・・・1個
- ごぼう・・・15g
- しいたけ・・・2個
- 板こんにゃく・・・1/3枚
- 油揚げ・・・1/4枚
- 豆腐・・・100g
- 青ねぎ(小口切り)・・・適量
- え~だし・・・50ml
- 水・・・450ml
- ごま油・・・小さじ2
レシピで使用している「なんでもごたれ」「え~だし」「べんりで酢」をぜひ一度お試しください。
おいしいごぼうの選び方
ここまで、ごぼうのおすすめレシピをご紹介しました。さらに絶品に仕上げるには、おいしいごぼうを使うことが欠かせません。
選ぶときのポイントとして、ごぼうの香りを感じたい場合は、土が付着していない洗いごぼうより、泥付きごぼうの方がおすすめです。
太さは直径2cm前後で、まっすぐ伸びており、先端にかけて細くなっているものがおいしいとされています。ただし、先が細すぎると乾燥もしやすいため要注意です!
一方、洗いごぼうはあらかじめ土が落とされているため、すぐに調理ができます。購入する際は表面がなめらかで、ひび割れや乾燥が見られないものを選ぶのがポイントです。どちらもメリットがあるため、用途に合わせて使いわけましょう。
こちらの記事では、秋野菜について解説しています。
秋野菜のレシピや健康の効果も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
今回は、ごぼうの下処理方法やおすすめレシピ、選び方のポイントをご紹介しました。香り高く、クセになる食感のごぼうは丁寧に下処理をすることで、料理の仕上がりも格段にアップします。
さらに、さまざまな料理に使えるごぼうは、トキワさん家の万能調味料とも相性抜群で、毎日の食卓に取り入れやすいのも魅力です。ご紹介したレシピは、忙しい日でも手軽に作れるものばかりなので、夕食に迷ったときも役立ちます。
また、トキワさん家では、ほかにも旬の食材を使ったレシピや、食卓を彩る献立を掲載中です。料理の幅を広げたい方や、新しい味に出会いたい方は、ぜひチェックしてください!


