たまごのサイズは何が違う?サイズ別の特徴とおすすめの使い方をご紹介

さまざまな料理で活躍する「たまご」ですが、みなさまは普段どのサイズのたまごを購入しますか?
サイズが大きくなれば、値段も高くなります。
では、たまごのサイズが変わることで価格以外にどんな違いがあるのでしょうか。
今回は、たまごのサイズとその特徴についてご紹介いたしますので、たまご選びの参考にしてください!またサイズ別のおすすめ料理についてもご紹介いたしますのでぜひ最後まで読みすすめてくださいね!
たまごのサイズと種類
まず、一般的に売られているたまごのサイズとその種類を確認しましょう。普段購入しているサイズはどれですか?
たまごのサイズは全部で6種類
たまごのサイズは全部で6種類あります。小さいサイズから【SS】【S】【MS】【M】【L】【LL】の6種類です。
最も購入頻度が高いのは、【M】、【L】のサイズではないですか? 【S】サイズ以下のたまごは安定した供給が難しく、スーパーで売られているたまごのサイズが、【M】サイズ以上が多いことが理由です。
サイズの違いは重さが異なる!
さて、たまごに6種類のサイズが存在することが分かったところで次は、何を基準にしてサイズが決められるのかについて見ていきましょう。
結論から言うと、たまごのサイズは「重さ」によって決まります。以下にたまごの規格と重さの関係を一覧にまとめましたので参考にしてください。

いかがですか?
【M】サイズと【L】サイズを比べた場合、最大12gの差があります!この差について皆さんはどう思いますか?
これだけ重さに違いがあれば、当然その中身にも影響しそうと思いませんか?
実際、サイズが変わればたまごの中身に違いがでます。
それでは、たまごのサイズ(重さ)の違いでどのような影響がでるのかについて見ていきましょう。
サイズが異なると何が変わる?
まず、たまごの中身は「白身」と「黄身」に大別できます。このうち、サイズが異なることで変化する成分は主に「白身」です。
実は、サイズの違いは「黄身」の大きさにあまり影響しません。
ただし、一般的に変化がないと言われているだけで、実は若干の差があります。
これは、目で見てわかるほどの変化がないことからそういわれているだけで、実際に【S】 サイズと【M】サイズのたまごを比べた場合、目で見てわかる差がでる場合があります。
たまごのサイズが異なる理由
ここまで、たまごのサイズと種類、大きさの違いによる変化について紹介してきました。ここで質問です。なぜ、たまごは大きさに違いがでると思いますか? たまごを産む鶏の種類が違うから?今度はそんな疑問にお答えします!
たまごを産む鶏の年齢によるもの
実は、たまごの大きさは「産む鶏の年齢」によって変わります。
若い鶏が産むたまごは小さく、年齢が高くなるにつれ大きいたまごを産むようになります。
そのほか、たまごの大きさは「食べる餌の量」によっても変わります。
鶏は夏になると食欲が減退します。この影響を受けてたまごの大きさも全体的に小さくなります。つまり、夏になると大きなサイズの卵(Lサイズ以上)はスーパーに陳列されにくくなります。
まとめると、たまごの大きさの違いは
- 鶏の年齢
- 食べる餌の量
の2つが影響します。
たまごのサイズ別!!その特徴とおすすめの使い分け
たまごは「白身」「黄身」「殻」の3つから構成されます。
一般的に「白身6:黄身3:卵殻1」の割合で構成されますが、卵のサイズによって少しずつ比率が変化します。つまり、たまごのサイズによって特徴が異なるため、おすすめの食べ方も変わります! それでは最後にたまごのサイズ別の特徴とおすすめの調理法をご紹介いたします!
黄身の比率が高いのはMサイズ
6種類のたまごのうち最も黄身の比率が高いのは、Mサイズです。
そのため卵黄のおいしさを味わう料理や生で食べるのに適しているサイズです。
<おすすめ調理法>
卵かけごはんやすき焼き、目玉焼き、ゆで卵などにおすすめのサイズです。
白身と黄身のバランスが良いLサイズ
Mサイズの次に黄身の比率が高いサイズはLサイズです。Lサイズは白身と黄身の割合がちょうどよく、それぞれの良さを引き立たせる料理や半生状態で食べる料理に適しています。
<おすすめ調理法>
スクランブルエッグや親子丼、卵焼き、オムレツにおすすめです。
卵白の比率が高いM・L以外のサイズ
M・Lサイズ以外はどちらかというと白身の割合が高くなります。そのため、白身の特徴のふわっとした柔らかい食感と生地のふわふわ感を目的にした料理に適しています。
<おすすめ調理法>
茶碗蒸しやプリン、ケーキなどにおすすめです。
普段どのような料理にたまごを使うのかをイメージしながら購入するサイズを決めてくださいね!
まとめ
今回、たまごのサイズとその特徴についてご紹介いたしましたがいかがでししたか?
普段から使う頻度の高く、栄養も豊富なたまごは使い方も工夫してよりおいしくいただきましょう。
今回ご紹介したこと参考にさまざまなお料理に挑戦してみてくださいね!