料理を作るのにサッと使えて便利なフライパン、実は焼いたり炒めたりするだけが役目ではありません。「焼く・炒める」以外の別の調理法も可能なのがフライパンの良いところ。

今日は、フライパンでできる調理法やおすすめの料理、長く使うための手入れのポイントなどをまとめて紹介したいと思います。

フライパンでできる調理法

日々の暮らしの中で一番使う調理器具のフライパン。フライパンでできる調理法は「焼く・炒める」「蒸す」「煮る」「茹でる」の4つです。「焼く・炒める」「蒸す」は、よく使う調理法だと思いますが、「煮る」や「茹でる」も実は可能なのです。

◆焼く・炒める

お肉や卵を焼いたり、野菜を炒めたり、いろんな場面で使うことができる、非常に日常的な調理器具といえます。一般的なフライパンの大きさは直径24~26cm程度。1~4人分程度の料理を一度に作ることが可能です。

「焼く・炒める」フライパンで簡単に作れるおすすめ料理

・オムレツ
・焼うどん
・野菜炒め

フライパンで簡単に料理は作れますが、多くても4人分まで。それ以上になると数回に分けないと食材が炒めにくくなり、火の入り方が不均一に。大人数(5人以上)の料理を一度に作る場合はホットプレートを使うのもおすすめです。

◆蒸す

フライパンに食材を置いて、水を足して蓋をすれば蒸し料理も簡単に作ることができます。小さい器で茶碗蒸しやプリンなども作ることも。蒸し器がなくても簡単に蒸し料理が作ることができるのもフライパンならでは。

「蒸す」フライパンで簡単に作れるおすすめ料理

・茶碗蒸し
・温野菜

温野菜はアルミホイルなどで底敷きをして、その上に野菜を置いて、水をフライパンに注ぎ蓋をするだけで簡単にできます。

◆煮る

フライパンで魚の煮つけや煮物もできます。ただし、家庭用のフライパンは底が浅いものが多いので、食材の量には注意が必要です。

「煮る」フライパンで簡単に作れるおすすめ料理

・魚の煮つけ
・サバの味噌煮

ゴロゴロ野菜の煮物や、身の大きな魚の煮つけは煮汁に浸かり切らない場合があるので食材の大きさや煮汁の量を上手に調節を。

◆茹でる

野菜を茹でることも可能ですし、1~2人分であればパスタも茹でることができます。一人暮らしの時は、フライパンでよくパスタを茹でました。

「蒸す」フライパンで簡単に作れるおすすめ料理

・茹で野菜
・パスタ

1~2人分のパスタならフライパンでも問題なく作れます。

フライパンの種類

フライパンには「鉄」「ステンレス」「チタン」「銅」「アルミニウム」の種類があり、それぞれ「重さ」「熱伝導率」「丈夫さ」「手入れ」「価格」が異なります。どのような違いがあるのか分かりやすく一覧にしてみました。

重さ熱伝導率丈夫さ手入れ価格
重い良い普通大変安い
ステンレス重い悪い強い簡単高い
チタン軽い悪い強い簡単高い
重いすごく良い弱い大変かなり高い
アルミニウム軽いすごく良い弱い簡単安い


一様にフライパンといってもこれだけ性能の違いがあります。

また、フライパンそれぞれの持ち味があるのですが、一つ注意しておきたいことがあります。それは「手入れの仕方」です。

フライパンの手入れの仕方

「油で汚れたから洗剤で洗ってもいい」「頑固な汚れは金たわしを使う」と考えたことがある、または実際にやったことがある、という方は結構多いのではないでしょうか。実をいうと私もしたことがあります。

みなさんのご自宅で使っているフライパンはどのように手入れをしていますか?フライパンは種類によって、手入れの仕方が異なってくるのでしっかりと確認していきましょう。

・油が落ちてしまうため、洗剤は使わずに洗う
・温かいうちに洗う
・焦げを取るには水入れて煮立たせる
・サビ防止のため、洗ったあとは必ず火にかけて水分とばす

ステンレス

・熱がのこってるうちに洗う
・洗剤は使わない
・焦げ付いたら、水と重曹入れて沸騰させてから焦げをとる

チタン

・金属タワシでゴシゴシ洗っても大丈夫
・通常の中性洗剤で洗えばOK

・汚れは、洗剤と柔らかいスポンジで落とす
・金属タワシやクレンザーは、劣化の原因になるので使用しない
・使用後に、表面に油を塗ることで長持ちする
・長期間使わない場合は、新聞紙などで包んで湿気対策をする

アルミニウム

・一般的な中性洗剤で洗えばOK
・焦げ付きは、水を沸騰させて、冷ましてから取ると、表面を傷つけずに取りやすい


家庭用のフライパンの多くは鉄製もしくはステンレス製のものと言われています。フライパンを使った後は大抵「油で汚れている」からついつい洗剤で洗ってしまうんですよね。

フライパンはキッチンペーパーで油分を拭き取ればそれだけでほぼきれいになります。あとはお湯で流してしっかりと乾かすだけで問題ないのです。

「油が残っていてすっきりしない!」といわれることもありますが、 鉄製加工においてはむしろ、使い続けることで油が馴染んで天然のオイル加工になるくらい。なので、汚れをしっかりと取っておけば油が残っていても問題はないのです。(すっきりしない気持ちはわかりますがフライパンを長生きさせるためだとあきらめてほしいですね…)

逆にきれいにしようと洗剤を使ってしまうと錆びて焦げ付きやすくなる原因にもなってきます。長く使い続ける調理器具のフライパンは丁寧に手入れをしましょう。

まとめ

今回は
・フライパンの調理法
  「焼く・炒める」「蒸す」「煮る」「茹でる」
・フライパンの種類
  「鉄」「ステンレス」「チタン」「銅」「アルミニウム」
・フライパンの手入れの仕方
について書かせていただきまし。

どのご家庭においてもおそらく一番身近で包丁に次いで使用頻度の高い調理器具かと思います。長い付き合いになる調理器具ですので、少しでも良い状態で使うために、すこしばかり気に留めていただければと思います。

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